化学の歴史と工業

化学の力を工業に応用する

環境にやさしい工業化学

高校化学を学んだ人にお馴染みな内容の1つに、アンモニアソーダ法(別名ソルベー法)があります。これはガラスの原料である炭酸ナトリウムを生成する工業的製法です。反応段階で副次的に化合物が発生しますが、その副次的化合物を回収して、上手く別の反応に再利用します。無駄が少なく、環境にやさしい化学反応です。現代社会は化学工業の発展に伴い、様々な化学反応が生み出されましたが、時には好ましくないものが生み出されてしまうことも少なくありません。このような環境にやさしい方法が更に生み出されることが望まれますし、好ましくない反応系であれば既存の方法を再考しできるだけこういった方法に改良できるように努力すべきなのでしょう。

化学という学問とその歴史

化学は、水や二酸化炭素、プラスチックやガラス製品、陶磁器など、物質全般を扱う学問のひとつです。誰もが知っている水は、H2Oという化学式で表されますが、Hは水素、Oは酸素であり、水素原子2個に酸素原子1個が結合し、水という物質が出来上がっています。プラスチックも同様に、さまざまな元素が集まって構成され、私たちの身の回りにある工業製品が作られます。FRPという繊維強化プラスチックであっても、ガラス繊維をプラスチックに入れて強度を向上させたもので、各種の元素から構成されていることに変わりはないのです。紀元前の古代ギリシャでは、元素は土・火・水・空気の4つからなると考えられていました。それほど歴史は古く、今日では、さまざまな工業分野で活用され、私たちの生活を豊かなものとし、利便性を向上させています。

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